衝撃的すぎる事件が起きました!
先に伝えると、我が家には「アカラハイモリ」という日本固有種のイモリがいます。
その名の通りお腹が赤いのが特徴で、本州、四国、九州とその周囲の島嶼に分布しています。
wikiアカラハイモリについて
ホームセンターで買ってきたので、買った時点ですでに何年生きているのかわかりませんが、かれこれ5年以上生きています。
主に夫がというか、夫しか管理していないんですが新しい水槽と一緒に水草の「カボンバ」というのも一緒に買ってきて水槽に入れました。
そこで起こった悲劇をご紹介したいと思います。
目次
川エビが仲間入り
まずは川エビについて話したいと思います。
暑い夏が過ぎ、木が生い茂る公園に蚊がいなくなった11月半ば頃の話。
子どもと一緒にとある公園に行きました。
この公園にはアスレチックがあったり池もあったりして、本当だったら年中行きたい公園でもありますが蚊が大量発生する問題もあって久しぶりに行ったんです。
息子に「もう帰ろうよ」と話していたとき、男の子数人が池に網をいれたりして遊んでいるのを息子が見て行きたい言ったので池の近くまで行きました。
話を聞くと気さくな男の子たちは小学生4年生らしく、どうやらザリガニを探してるようでした。
「この季節にザリガニ取れるのかな」と思った矢先、男の子の一人が「いたぁ!!」と叫んだ先に大きなザリガニがいたんです。
男の子がザリガニを網で捕まえたはいいのですが、入れ物を持ってきてないらしく「あぁ・・・袋とか落ちてないかな。」と言いました。
私はいつも小さなビニール袋を持っているので、そのビニール袋をあげ、早速ザリガニを袋に入れてました。
息子も男の子たちに話しかけたりして、だんだん帰りたくなくなった息子に小学生が「エビいる?」と言ってきたのです。
息子が「ほしい!ほしい!」と言うと、男の子たちはザリガニ取りから今度はエビ取りになり、どんどん取れたエビを分けてくれました。
こうしてアカハライモリしかいない水槽に川エビが我が家にやって来たというのがまず話しとしてあります。
新しい水槽
我が家は小さ目のプラスチック水槽でアカハライモリを飼ってましたが、小さい水槽なので水量も少なくすぐに水が汚れるのが問題でした。
また、プラスチック水槽だったので数日で水が緑色になったりしてアカハライモリにも川エビにもかわいそうな環境だったんです。
もちろん茶色い川エビもどこにいるのかわからない時もありました。
そこで買ったのが省電力フィルター付きのガラス水槽です。
インテリア感のあるホワイトフレームで、大きすぎないサイズだったので一目で気に入りました。
「カボンバ」も入れてみる
水草の中で比較的管理しやすくメジャーなのが「カボンバ」という水草です。
インターネットでもホームセンターでも手軽に売っていたり、河川や池などでも自生していて上手にやれば増やすこともできるのがカボンバです。
知識がない夫ですが「どういう風に入れたらきれいかな」など見た目も気にしながら一生懸命やっていました。
写真でもわかると思いますが買ってきたカボンバをそのまま入れている状態です。
カボンバの根を束ねている鉛もそのままで植えています。
後にわかったことですが、これでは根が栄養を吸えず腐ってしまうので鉛は外すそうですね。
「カボンバ」を入れて数時間後
何か川エビの様子がおかしいです。
水槽中を元気に泳いでいたんですが、泳ぎをやめて下にいるようになりました。
そして、川エビが横になったり逆さになったりして足をバタバタさせています。
プラスチック水槽からガラス水槽に変えた時は、アカハライモリも川エビも元気でしたが、なぜこのようになっているのか考えてみました。
原因としてを考えられるのは
② バクテリアの仕業
③ カボンバを束ねている鉛が溶け出してる
すぐに死なずに苦しそうに足をバタバタさせていたってことは中毒症状かと思うと、③の「カボンバを束ねている鉛が溶け出してる」が原因かと考えました。
そもそも①の「水が合わない」は、プラスチック水槽の時と同じ環境なので考えにくく、②の「バクテリアの仕業」でも自然界にバクテリアは存在するので考えにくいです。
そうなると③の「カボンバを束ねている鉛が溶け出してる」としか当時は考えられませんでした。
この時点ですでに死んでいる川エビいましたので、早く原因を見つける必要がありました。
原因は「カボンバ」の残留農薬
インターネットで見つけた記事が見に付きました。
それは「残留農薬」と言う言葉・・・
原因はなんと、カボンバについている「残留農薬」のせいでした。
そもそも農薬を使って水草を育てているとは知りませんでした。これもまたショックです。
入れて数時間後には川エビは苦しがってましたので、だんだん農薬が水に溶け出たんでしょうね。
そうは言っても相変わらず元気な川エビもいたので、環境に慣れてないだけかな?きっと元気になるだろうと思っていてそのままにしておいたんですが、1日目・2日目と死んだエビが増えていったんです。
動画
手振れがひどく見にくい動画ですいません。
最後に
小さくても生き物です。
生き物を飼う場合は飼う側も知識が必要だと思いますが、カボンバを売る側も「そのまま入れず、軽く洗ってから入れましょう!」のような注意喚起をしてほしいですね。
今回川エビたちにはとてもかわいそうな事をしました。
数十匹いた川エビは結局5匹程になってしまいましたが、同じ場所で取ってきた川エビで同じ環境にいたのになぜ5匹程が生き延びたのかは謎です。
とにかく生きてる川エビがいてよかったです。
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