車が大好きな人にとっては、この2年に1度のイベントが楽しみでしょうがないのではないでしょうか。
私もその一人なんですが、なんせ夫が全く車に興味がない人でして・・・
息子もまだ幼児さんなので激混みのイベントに連れて行くにはかわいそうという気持ちもあり・・・
と言いつつも「ゆりかもめ」に乗れるよ!と誘って家族で東京モーターショー2019に行ってきました!
目次
開催場所
開催場所は
- 東京ビッグサイト青海・西/南展示棟
- MEGA WEB
- シンボルプロムナード公園
- TFTビル横駐車場
などと広範囲です。
今年はチケットがなくても利用できる「OPEN ROAD」が誕生したことでさらに会場が広くなりました。
OPEN ROADではキッチンカーや電動キックボードなどの試乗体験ができます。
(※試乗体験にはチケットが必要です)
前回の2017年の会場マップを見ると東京ビッグサイト(国際展示場)だけで完結していますが、今回は歩いて20分程(ゆりかもめ1駅分)遠い会場もあったりして広範囲となってます。
モーターショー2017の会場ガイドマップはこちら
チケット料金
消費税増税や設営費・人件費・警備費などの影響も少なからずあると思いますが、前回より値上げされてますね。
入場料
2017年 | 2019年 | |
---|---|---|
プレビューデー | 3,500円 | 3,800円 |
前売り | 1,600円 | 1,800円 |
当日 | 1,800円 | 2,000円 |
アフター4 | 900円 | 1,000円 |
※一般料金のみ掲載
チケットを買ってまで行きたいと思わない人でも、無料で見れる場所があることによって「大きなイベント」として試しに行くことができるのがうれしいですが、毎回楽しみにしている人にとっては値上げは嬉しくないのが本音です。
さて2年後の情勢や物価はどうなってるんでしょうか・・・
目的を持って行こう
チケットを買ったのならやっぱり全会場を見たいですよね!
誰もがそう思いますが、子どもがいると思い通りにはいかないもの。
題名にもありますが、幼児さんがいる状態で全会場を家族全員で回るのはかなり無茶だと思います。
まだ子どもが小さくベビーカーでずっと寝ていてくれるのであればまだ可能かもしれませんが。
2019年のモーターショーは今までと違って会場が広範囲に渡ってあるため、無料シャトルバスが出ていても乗るまでに時間がかかったりと移動にもひと苦労でした。
小さい子どもがいない大人だけでも、会場が広いうえに混雑している中を一日かけて回るのは大変だと思います。
また、今回は有名メーカーが出展を見合わせていますので、ここはスパッと「見たいところだけを見る!」
東京モーターショーはこれでいいと思います!
後述しますが、私たち家族は「トミカ」と「キッザニア」が見れればいっか!という気持ちで行ってきました。
私の両親もモーターショーに行きましたが、一番見たかったトヨタブースが反対の会場(青海エリア)にあると知って、結局トヨタブースを見ずに帰ってきました。
(両親は東京ビッグサイト駅で下車)
こういった事がないように、事前に見たいブースがどこにあるのか調べておくといいと思います。
有名海外メーカー多数不参加
みなさんは下記の海外メーカーをご存じですか?
- フェラーリ
- ランボルギーニ
- BMW
- ミニ
- ポルシェ
- フォルクスワーゲン
世界の販売台数に対して日本で売れた台数が全体の〇〇%だとすると、たったこの〇〇%のために数億円かけて東京モーターショーに出展するのは割りが合わない
という事らしいです。ごもっともですね。
例えば日常の例で言うと、インターネットで
1,000円の服を1,400円で売りました。
この時点で利益は400円です。
販売手数料が10%なので140円引かれ、
送料がクリックポストのサイズで収まったので約200円、
利益400円-手数料140円-送料200円=60円
自分の利益として最終的には60円です。
この60円のために、服の写真を工夫して何枚か撮り場合によっては色味などを加工、売れるような文章も考える手間を考えると、この時間と手間、割りに合うと思いますか?
規模が違えど、車のイベントでも上と同じことが言えのです。
私だったら考えちゃうな・・・
「ちりも積もれば山となる」とはいえ、やっぱり考えちゃいます。
無名のメーカーだったら出展すると思います!
知名度向上と思って利益うんぬんではなく!
次回は海外有名メーカー出展を期待したいと思います♪
入場前の手荷物検査
警備員は人の顔を見ての判断もあるんでしょうかね・・・
私のバックパックにはたくさんの食料が入ってましたが、チャックを開けて警備の方に見せるとベルトコンベア式かのように軽く覗き込んだだけでOKでした!
もし悪いことを考えてる人が危険物の持ち込みに成功し、激混みする会場内で何か液体をまいたり刃物を振り回したりしてもおかしくないと感じたのは私だけでしょうか。
たくさんの人を見なければいけない大変さはわかりますが、素人の私でもこの手荷物検査には少し不安を感じました。
もらうリボンはきつくしめたら最後!
手荷物検査が終わると入場者全員に手首に付ける色つきのリボンが渡されます。
プラスチック部分をスライドして手首に合ったサイズに調整しますが、手首ぴったりにスライドした方はどう思いましたか?
私はたまたま最後までスライドせずブカブカ状態でしたが、夫は最後までスライドしてました。
これ、プラスチック部分に返しがついているので一度スライドするとゆるめることができないんです!
それを早く言ってよ~!
もし子どものやつを最後までスライドして、取りたいとダダをこねられたら大変でした。
返しまでつけなくてもいいと思うんですが、きっと何かの対策なんでしょうね。
子どもが嬉しい「トミカ」と「キッザニア」
私たちの目的は「トミカ」と「キッザニア」だったのでゆりかもめの青海駅で下車しました。
10:15くらいに入場してすぐにキッザニアに行きましたが、幼児さんが体験できそうなものはすでに50分以上待ち・・・
確かにホームページで案内されている「3才以上の未就学児(年少、年中、年長児)向け体験プログラム!」を見ると、1名5~10分や2名10分とあります。
何をやるかあまり知らない息子からしたら待ちたくないのもわかりますし、キッザニアの隣りにあるトミカが気になるのも無理はないです。
結局トミカのブース「トミカワールド」でたくさんの時間を過ごしました。
この年齢だと”体験よりもまだおもちゃ”なのかな~と感じた瞬間です。
まだ遊びたい息子を説得して車やトラックのブースに行きましたが、すぐに「早く帰りたい」と言い始めました。
来年は他のブースも親子で見れたらうれしい今日この頃です!
食べ物の心配は?
東京ビッグサイトの建物内に常設のレストランがありますが、イベント会場内でもたくさんのキッチンカーが出展されてますので食べ物には困りません。
ただ困ると言ったら食べ物を手に入れるまでの行列です。
子どもは長い時間待ってくれませんよね・・・
そこでおすすめなのが、食べ物(ランチ)は持参する!
イベントではつきもののランチ問題。
私もおにぎりやパン、水筒など持って行きました。
お昼近くになると会場と会場の間の通路で持参してきたものを子どもに食べさせている方がたくさんいましたよ!
キッチンカーで買ったものを立ち食いする方もいましたし。
あまりランチにこだわらないのであれば持参してみてはいかがですか。
ちなみに!
小さめのレジャーシートがあると、直接地べたに座らずに済んだりするので持参することをおすすめします!
トイレが心配・・・
建物内のトイレだけではさすがに足りないので、会場のいたることろに簡易トレイが設置されています。
完璧な屋外イベントで用意されるような簡易トイレではなく、タンク付きのトイレで用を足した後はタンクにたまった水が流れる仕組みでした。
要は普通のタンク式トイレです。
手洗い場も蛇口をひねれば水がでてくるタイプだったので、こういったトイレが会場周辺にたくさんあります。
上の話は女性トイレのことですが、夫と息子が利用した男子トイレがものすごくヒドかったらしいです!
立ち便器?の前はびしょびしょで水たまりがだきていたとか。
水が漏れるような事はないとのことなので、その水たちはオシッコらしい・・・
さらに紙もぐちょぐちょになって足元にあり、息子でさえも「もう使いたくない」と言ってました。
スーパーなどの施設でもそうですが、男子トイレは常に汚いと夫は言いますし、私の父もそう言います。
男子トイレに入ったことがないのでわからないのですが、ほとんどの男子トイレってそんなに汚いんでしょうかね・・・
女性には未知です(笑)
とは言いつつも、男子トイレもきれいなところはあると思いますので安心してください。
無料シャトルバス
青海エリアから有明エリア(ビッグサイト会場)まではオープンロードを歩いて約20分と案内されました。
子どもを連れて20分ひたすら歩くというのは大変だと思ったので、私たちは無料シャトルバスに乗ったんです。
ゆりかもめで1駅隣りまで行くという選択もありましたが、息子がバスに乗りたいと言ったので長い列に並びました。
列の最後尾には最後尾プラカードを持った係りの人がいて、
「バスに乗るまでの待ち時間は約40分です!」と言ってました・・・
待ち時間で約40分、乗れたとしても渋滞で約20分と考えると、隣りの会場に行くのに約1時間!
最終的には20分程で乗車できたのでよかったんですが、
「えっ!40分待ち?アトラクション待ちか!」と最初は思いました(笑)
ですが、運よくトヨタの燃料電池バス「SORA」に乗れたのは嬉しかったです♪
燃料電池バス「SORA」公式HPはこちら
会場周辺の駐車場は?
東京ビッグサイトは大きい展示会場なので会場内にもたくさん駐車場があります。
どこもそうですがイベントがある日は混雑し、目当ての時間に行って満車ということは珍しくありません。
そこで私がおすすめするのがakippa (あきっぱ)という事前に駐車場予約ができるサービスです!
私自身が何度か利用して便利だったのでご紹介します。
詳細は下記URLから
https://miyu-info.com/akippa/
来場者数が過去最高に
日本のモーターショーは費用対効果が少ないと言われていて、海外と比べると出店したいと思うメーカーが年々減っているそうです。
そんな中!
2019年の来場者数はというと、なんと130万人!
100万人を超えるのは実に2007年以来です。
今回は高校生以下を無料にしたりチケットがない人でも楽しめるエリアを設けたりしての結果だと思いますが、小学生以下無料はよくありますが、高校生まで無料となるとかなり大胆な策だと思いませんか!
次回はどんなものを用意してくるのか楽しみです♪
関連動画
最後に
ブログにたくさんの写真を載せて感想も書きたいのですが、どうしても子どもがいるとうまく会場を回れず、写真も撮れずで帰宅することになるんですよね・・・
決して「子どもが邪魔」というわけではありません。
でも、正直なところ子どもを親(私の)に預けてゆっくり全会場を回りたいな~と夢を見ながら、次の2021年を楽しみにしています!
(夫婦とも両親は遠い県にいるので無理か・・・)
あっ!いい考えを思いついた!
- 親の私が車の魅力を子どもに伝えることで、子どもが車好きになるんじゃないか?
- そしたら、子どもも喜んで車のイベントに来てくれるかも?
- 子どもが行きたいというイベントなら夫も来るはず!
「人や物を運ぶためのただの乗り物」と思っていたら、そりゃー子どもも車を好きになりませんよね。
ということで、この2年間で子どもを車好きにできたらと思います(笑)
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