便利でよく利用しているクリックポストですが、ここ数年で運賃が上がってきています。
人手不足や情勢を考えると仕方ないこととは言え、小さい金額の値上げが生活のさまざまなところにあるとなると、知らないうちにお金が減っていく状況が悲しいですね。
それでも安くて便利なクリックポストなので、使ったことがない方はぜひ使ってみてください。
目次
運賃の推移
日本郵便が2014年6月16日より開始したサービスです。
A4サイズのものがらくらく入り厚みも3cm、しかも全国一律料金にもかかわらず当初164円だったので私もたくさん利用しました。
値上げしたいまでもよく利用していますが、こうやって運賃の推移をみるとこれからも上がり続けるのか不安になりますね。
改定年月日 | 運賃 | 改定前後比較 | 理由 |
---|---|---|---|
2014年6月16日(当初) | 164円 | ||
2018年9月1日から | 185円 | 21円増 | 利用者の増加と人員不足 |
2019年10月1日から | 188円 | 3円増 | 消費税率の引き上げ |
2020年4月1日から | 198円 | 10円増 | 人件費の高騰 |
合計 | 当初から34円増 |
クリックポスト6つの特徴
- 日本全国一律188円
- ネットで運賃決済
- ラベルの手書きが不要
- ポストから差し出せる
- 郵便受けに配達
- 追跡サービスあり
⑤ の「郵便受けに配達」は、日中家にいることがあまりない方でも、ポストに投函されるので安心して受け取れるがうれしいですね。
送れるサイズ
長さ | 14cm~34cm |
---|---|
幅さ | 9cm~25cm |
厚さ | 3cm以内 |
重量 | 1kg以内 |
私がよく使うシーンは、
- A4サイズ数枚の書類
- メルカリ等で売れた子どもの服
- 母の日・父の日のプレゼント(Amazonギフト券)
などです。
書類を送るとき、100g以内であれば「定形外郵便物の規格内」で140円で送ることができますが、クリックポストのいいところは追跡ができること。
追跡が必要ない方であれば、A4サイズの書類数枚が100g以内であれば定形外郵便を利用した方がオトクになります。
定型・定形外郵便物のサイズ・重量・料金
定形郵便物 | サイズ | 重量 | 料金 |
---|---|---|---|
長辺23.5cm 短辺12cm 厚さ1cm |
25g以内 | 84円 | |
50g以内 | 94円 |
定形外郵便物 | サイズ | 重量 (1kg以内) |
料金 |
---|---|---|---|
規格内 |
長辺34cm 短辺25cm 厚さ3cm |
50g以内 | 120円 |
100g以内 | 140円 | ||
150g以内 | 210円 | ||
250g以内 | 250円 | ||
500g以内 | 390円 | ||
1kg以内 | 580円 |
定形外郵便物 | サイズ | 重量 (4kg以内) |
料金 |
---|---|---|---|
規格外 |
A=60cm A+B+C=90cm |
50g以内 | 200円 |
100g以内 | 220円 | ||
150g以内 | 300円 | ||
250g以内 | 350円 | ||
500g以内 | 510円 | ||
1kg以内 | 710円 | 2kg以内 | 1,040円 | 4kg以内 | 1,350円 |
クリックポスト利用前の登録
クリックポストの利用には、
- Yahoo!JAPAN IDアカウントで、なおかつ「Yahoo!ウォレット(クレジットカード払)の利用登録」が必要
- Amazonアカウントでなおかつ「Amazon Payのアドレス帳・支払い方法の登録」が必要
アカウントだけ持っていても利用できませんのでご注意ください。
すでに登録を済ませている方はすぐにクリックポストを利用できます。
クリックポスト利用の流れ
「Yahoo!JAPAN ID」か「Amazon」のアカウントでログインすると画像のような画面がでてきますので、左上の「1件申込」を押します。
届け先の住所と名前、内容品の情報を入力します。
次回も同じ人に送りたい場合は、「アドレス帳への保存」にチェックを入れておくと次回の入力が省略されるので便利です。
入力情報に間違いがないかチェックし、「お支払い手続きへ」を押します。
クレジット情報を入力します。
「支払手続き確定」を押し、完了させます。
入力内容に間違いがないか確認し、下にある「注意事項を確認しました」にチェックをします。
チェックをすると右下にある「印字」というボタンが押せるようになるので押してください。
画面の右上にポップアップ画面が現れたときは、そこにあるURLを押すと印刷画面がでます。
お届け先とご依頼主が印刷されたものが出てきますので、そのまま印刷してください。
印刷はカラーでもモノクロでもどちらでも構いません。
投函する予定のものに貼って、有効期限内に投函してください。
まとめ申し込みが便利
個人であれば1件ずつ登録でもいいと思いますが、事業をしている方など1回にたくさん送りたい場合は、「まとめ申込」が便利です。
Excelの各セルに必要事項を入力しておくと、一括で読み込んでくれます。
A1 | お届け先郵便番号 | E1 | お届け先住所2行目 |
---|---|---|---|
B1 | お届け先氏名 | F1 | お届け先住所3行目 |
C1 | お届け先敬称 | G1 | お届け先住所4行目 |
D1 | お届け先住所1行目 | H1 | 内容品 |
最後に
クリックポストを利用するにあたり、最初の登録は多少面倒かもしれませんが、A4サイズで厚み3cmまでは思ったよりも大きいものが送れる場合が多いのでおすすめです。
同じ日本郵便のサービスで「スマートレター」がありますが、180円と多少安いものの25cm*17cm(A5ファイルサイズ)と小さいものしか送れません。
書類や子ども服などを送るなら、クリックポストは私の中では郵送手段候補No.1です!
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