子育て

子ども用水筒はステンレス?プラスチック?直飲み・コップ・ストローをタイプ別に紹介します!

飲み口いろいろ水筒タイプ別紹介
家庭に一つはあるであろう水筒ですが、みなさんは何を基準に選んでいるでしょうか。

特に子ども用水筒はデザインやサイズがとても多く、いざ買うときに迷ってしまったという方は多いと思いますが、みなさんは子どもの水筒を買うときに迷った事は何ですか?

  • 大きさ(容量)?
  • 本体の重さ?
  • デザイン?
  • 機能性?
  • 手入れのしやすさ?
  • 大人が使うものでも使える?
  • やっぱり子ども専用がいい?

私も子どもが3歳の時に水筒を買いましたが、何を基準に選べばいいのかとても迷いました。
子どもの水筒を買う前はストローマグを使っていて、小さいかばんでも持ち運べるため重宝していましたが、年齢が上がるにつれて飲む量も増え、ストローマグでは足りないことが多くなり、ついに水筒デビューした経緯があります。

そこで、水筒の特徴や子どもにとって使いやすい水筒、デザインがかわいい水筒などをご紹介したいと思います。

ブランドで選ぶ

水筒ブランド4社

多くのブランドがありますが、やはり有名どころは以下のブランドではないでしょうか。

  • Thermos(サーモス)
  • 象印(象印マホービン)
  • TIGER(タイガー魔法瓶)
  • スケーター

アマゾンや楽天、ヤフーなどの大手通販サイトにも必ずあるのがこのブランドです。
高品質で安心できるブランドで、多種多様の水筒を販売しています。

機能についてはどのブランドも引けを取らないものとなってますので、使いやすさやデザインで選んでもいいかもしれませんね!

容量で選ぶ

大まかに水筒には以下のサイズがあります。

  • ~350ml
    あまり高さがなく場所をとらないため、公園などちょっとしたお出かけに最適!
  • ~500ml
    一般的なサイズで、子どもから学生、社会人、年配の方まで幅広く使えるちょうどいいサイズ!
  • ~750ml
    500mlでは足りないが1.0Lまでいらないという方向け。1.0Lまでいくと大きさもあり持ち運ぶのも少し大変です!
  • 1.0L以上
    スポーツタイプに分類されるのがこの量。一日中外出する場合や、スポーツなど課外活動をする方などにおすすめ!

子どもの年齢にもよりますが、私の経験から、小学生前なら400~600mlくらいのもの、
小学生からは運動量も増えますので600ml以上のものがよいと思います。

大きいものだと2.0L以上入り、本体だけでも重さ1kg以上になるものもあります。

どのようなものがあるか見てみる
200mlタイプ300mlタイプ400mlタイプ500mlタイプ600mlタイプ700mlタイプ800mlタイプ900mlタイプ1.0L以上

飲み口(形状)で選ぶ

水筒の飲み口にはどのようなものがあるのか、画像もつけて紹介したいと思います。
大きく分けて4種類の飲み口があり、

水筒飲み口(ストロータイプ)
ストロータイプ

画像の状態で倒してもあまりこぼれないのがいいところ。ストロー感覚で簡単に飲めます。欠点は小さなパーツが多くなるので洗ったり組み立てたりするのが面倒。

水筒飲み口(直飲みタイプ)
直飲みタイプ

【スクリュー式】と【ワンタッチ式】があり、画像の①と②が両手を使って開けるスクリュータイプです。フタに高さがないため、全体的な高さはワンタッチ式と比べ低くなります。
③と④はワンタッチ式と言われるもので、片手で簡単にパカッと開けられるのが特徴です。小さな子どもでも簡単に開けられ、ロックが付いているので勝手に開いてこぼれる心配がありません。

水筒飲み口(コップ付きタイプ)
コップ付きタイプ

コップが付いているので、公園やアウトドアでゆっくり飲みたいときや、温かい飲み物を入れて適温にしてから飲むこともできます。

水筒飲み口(2WAYタイプ)
2WAY(コップ付き&直飲み)

直接飲んでもよし、コップを使って飲んでもよしの飲み方選べる2WAYタイプがこれです。

みゆ
みゆ

年齢や用途によって使い分けるといいですね!
迷ったら2WAYを買い、その時々に子どもに選ばせるというのも一つの手かもしれません。

本体の重さで選ぶ

持っていく量を多くすればもちろん重くなります。
何とかして軽く済ませられないかと思ったら、本体の重量が軽いものを選びましょう。

商品によっては「超軽量」、「軽量」と書かれた商品があり、同じ容量の水筒と比べてもとても軽い設計になっています。

1.0Lを超えた大型のものは取っ手もついてますので、持ち運びには便利ですが、かばんなどに入れるには少し場所を取るのが難点です。

軽量の水筒を見てみる

保冷・保温などの機能で選ぶ

水筒には基本的に

  • 冷たいものだけしか入れられない【保冷専用】や【保冷・冷飲料専用】
  • 冷たいものと温かいもの両方を入れられる【保冷・保温OK】

のものがあるのはご存知でしょうか。

製品情報をよく見ずに購入し、間違えて冷たいもの専用に温かいものを入れると、
内部の圧力が上がり、フタが開かなくなったり、飲み物がふき出るなどしてやけどをする場合があり大変危険なんです。
購入の際はよく確認した方がよいと思います。

水筒の内側素材で選ぶ

全体の重さにも関係してくる内側の素材には、いったいどんなものがあるのかご紹介したいと思います。

【ステンレス製】

メリット

  • 保冷・保温の機能あり
  • 結露もつきにくい
  • 汚れがつきにくく、簡単に汚れが落とせる
  • においがつきにくい
  • たとえ落としたりしても、使えなくなったり中のものが漏れたりすることはめったにない(結構丈夫)
  • 長持ちする
  • パーツが個々に洗えて衛生的
デメリット

  • プラスチック製に比べ高価
  • 重いものが多い(軽量タイプもあり)
  • パーツが多いため洗うのが大変
  • 長さがあるため、中が洗いにくい

だいたいのステンレス製は真空構造になってます。
内側と外側の間に真空の層を作り外からの熱を通さないため飲み物の熱を逃がさない結果、結露もつきにくく、飲みごろの温度を長時間キープしてくれます。
そのため、誤って高い場所から落としたり強い衝撃を与えたりすると、中の真空になっているところに亀裂が入り真空ではなくなってしまいます。
そうなると、真空状態でない水筒はコップに飲物を入れたのと同じで全く保冷・保温の効力を発揮しません。

気を付けていても子どもはよく落としたり倒したりしますよね・・・
私の子どもも、買ってすぐアスファルトに落としました(笑)
外に傷がついても中が大丈夫なので、まだ使っています。

【プラスチック製】

メリット

  • キャラクターや動物柄・花柄などデザインが豊富
  • ステンレス製に比べ安価なものが多い
  • 軽いので持ち運びに向いている
  • 食洗機対応のものもある
デメリット

  • 保冷・保温機能が乏しい
  • ステンレス製より壊れやすい
  • 汚れがつきやすい
  • 基本的に熱いものを入れられない(変形のおそれあり)
  • 夏場は中身の劣化が心配
  • よく漏れる(ものもある)

「今だけ使えればいい」などの理由で割り切って使うのであれば、デザイン豊富で軽くて安価なプラスチック製でも十分だと思います。
小さいうちは安価なプラスチック製品で、次にステンレス製を買うのもいいかもしれません。

手入れのしやすさ

使ったコップや食器を毎回洗うように、水筒もその都度洗わないといけません。
ですが、食器と違ってフタ部分にパッキンなどのパーツがあって洗うのが面倒なのが水筒というもの。

選ぶ際にも、なるべくパーツ数が少なく、簡単に取り外しができるものがおすすめです。
ものによってはゴムが本体から取りにくいものや、爪が少し長くないと取れない小さなゴムパッキンなどもあるので購入の際は気を付けてください。

水筒を洗う道具

過去に取っ手がついた細長い水筒洗い専用スポンジを使ってましたが、そのスポンジがだんだん臭くなっていったんですよね。(こんなやつ
使用頻度が少ないせいか、私の使い方が悪かったのかわかりませんが・・・

どうしたらいいかな・・・と考えた末、「専用じゃなくても水筒に普段使ってる食器用スポンジを入れて、箸でまぜればきれいになる!」ことを発見しました!
いたって単純ですが、結構きれいになりますよ!

よく安価で売られている塩素系漂白剤ですが、だいたいの水筒は使用できません。
パッキンや飲み口などには使用可能が多いですが、中をきれいにする際に使用すると、中のステンレスを傷つけてしまい、さびや保温、保冷不良の原因になるそうです。
本体外側も漂白剤NGで、使用すると塗装・印刷・シールなどのはがれの原因になるとのこと。

例えば、私の家にあるサーモスの型番JNR-500の説明書を見ると

【本体のお手入れ】

内側 外側
流水洗い
つけ洗い ×
漂白系 酸素系 ×
塩素系 × ×
食器洗浄機・食器乾燥機 × ×

となってます。
最初は、家にあって簡単に汚れが落とせる塩素系漂白剤を使用して中をきれいにしていましたが、説明書を見てびっくりしました!
製品にはそれぞれ特徴があるので、正しい使い方をしないと大変な事になりかねません!

いないと思いますが、もし塩素系漂白剤で洗っている方がいましたら、もう一度取扱い説明書などを見てはいかがでしょうか。

水筒にスポーツドリンクは大丈夫?

みなさん「水筒にスポーツドリンクを入れてはいけない」と聞いたことはあるでしょうか。
インターネットでもたくさんの情報がありますが、結果から言うと、答えは

「現在市販されているものはほぼ大丈夫」

です。

現在市販されているもののほとんどが、内側にフッ素加工が施してあり、酸性であるスポーツドリンクを入れても大丈夫なんだそうです。

ただし、

内部にひどい傷があったり、昔よくあった内側が銅製の水筒は使用を控えた方がいい

とのこと。

酸性であるスポーツドリンクが金属をとかしスポーツドリンクと混ざり、それを飲んで中毒症状を引き起こす可能性があるからです。

過去(2008年)に、

銅製の水筒に粉末で作るスポーツドリンクを入れ、5~6時間後に飲んだ人が、頭痛やめまい、吐き気などの症状を訴えた

そうです。
その後、このような事例は報告されていないということですが、気になる方は水筒の状態や製品情報を確認の上、使用してください。

ちなみに、内側のフッ素加工を2倍にしたもの「スポーツドリンク対応」というカテゴリで販売しているのが象印マホービンです。

「ほぼスポーツドリンクしか入れない」と言う方なら、対応製品をおすすめ致します。

対応製品を見てみる

最後に

私見ですが、小さい子どもでもステンレス製の水筒をおすすめします。
なぜなら、夏の暑さに関係なく中身の劣化がほとんどないからです。(保冷・保温もしてくれますし)

一度飲んだものを常温に置いておくと、ものすごい量の菌が短時間で繁殖することを考えると、プラスチック製よりスンテンレス製が安心できます。

ちなみに私は長く使わせたかったので、キャラクターデザインのものではなく、シンプルなサーモスのステンレス製水筒を買い、水筒カバーを付けました。
保育園で水筒が必要になったので、ヒモがついているカバーを買って持たせてますが、結構いい感じですよ。

さぁ!お気に入りの水筒を持ってお出かけしましょ♪

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