自分や子ども、または家族が擦り傷や切り傷を負ったとき、みなさんはどのような処置をするでしょうか。
ケガの状態にもよると思いますが、
- ばんそうこうだけ?
- 薬を塗る?
- 消毒をしてばんそうこう?
- 基本ガーゼを使う?
さまざまな対処方法があると思いますが、私が経験した中で一番よかった塗り薬を紹介したいと思います。
目次
ゲンタシン軟膏の出会い
息子が生まれる前は、自分がケガをした場合にオロナインを使ってました。
私が小さい時から使っているものなので、擦り傷・切り傷=オロナインといった感じです。
子どもが生まれたからもしばらくはオロナインしか家になかったんですが、ある時息子がケガ(ヤケド)をしました。
自分の不注意で、オーブンから出した出来立てのグラタンを机に置いておいたんです。
もちろんグラタン皿は熱々で素手では触れないくらい熱いものです。
そうしたら、息子がグラタンの奥にあったものを取りたかったらしく、少し目を離した瞬間小さな踏み台を持ってきて手を伸ばしたら息子の腕の裏にグラタン皿が触れました。
息子はもちろん大泣きで、これが息子にとって初めて大きめのケガをした瞬間でした。
ヤケドをしたところは夜には黒ずんできて、テカテカひかってました。
ヤケドは跡になりやすいと思ったので、翌日皮膚科に連れて行きました。
そこで処方されたのが「ゲンタシン軟膏」だったんです。
子どもの治癒力がすごいのもありますが、すぐに治りました。
時同じくして、今度は私がケガをしてしまったので息子に処方されたゲンタシン軟膏を使ってみたんです!
そうしたら治りが早い!
ケガ以外にも皮膚科にかかった時にゲンタシン軟膏が処方されるようになり、「ゲンタシン軟膏は効きがよくて万能なんだなぁ」と思い、それ以降ゲンタシン軟膏のファンになりました。
ゲンタシン軟膏とは
商品名 | ゲンタシン軟膏0.1% |
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主成分 | ゲンタマイシン硫酸塩 |
作用 | このお薬は抗生物質を含有し細菌を殺菌する塗り薬(抗菌外用剤)です。皮膚感染症の原因菌を殺菌・除去することにより、赤みや腫れを改善します。いわゆる おでき、とびひ、赤ニキビ、床ずれを含め、いろいろな皮膚感染症の治療に用いられます。 |
息子の大きめのケガによってゲンタシン軟膏の存在と効能を知りましたが、その一つは上で紹介したヤケド、もう一つはこれから紹介する流血するほどの擦り傷でした。
流血するほどの擦り傷
息子が公園で遊んでいるとき、全速力で走っていて緩い坂道をカーブした瞬間に足を滑らせて転びました。
スライディング状態と言ったらいいのか、ひざで減速した感じです。
そのせいでひざががすごい事に・・・。
もちろん息子は大泣きで、しかも流血・・・。
いつもは様子を見てから病院を受診しますが、ケガの状態から将来的に傷跡になる可能性があると思いすぐに皮膚科に連れて行ったんです。
傷口にばんそうこう3枚ほど貼り、多少流れ出る血はティッシュペーパーで拭いて急いで皮膚科に連れて行きました。
傷口は洗わずにばんそうこうを貼っての受診でしたが、今の「医療はそれで大丈夫なんだ」と思わせる処置をしてもらいました。
私の中では
② 薬を適量塗って傷口を保護する
と思ってましたが、医師が指示して看護師にやってもらったことは、そのまま傷口にゲンタシン軟膏を塗るでした!
砂や小石があるところで転んで作った傷なので、傷口にある砂などを消毒などで取り除くのかなと思ってたのでビックリです!
さらにビックリしたことが、塗った薬(ゲンタシン軟膏)の量で、こんもりするくらいたっぷり傷口に塗りました。
惜しげもなくゲンタシン軟膏を塗った方が治りが早いのか!とまた知識が増えました。
その後は毎日朝とお風呂上りにゲンタシン軟膏を塗りガーゼで保護を一週間以上続けました。
皮膚科に「もう大丈夫かな。」と言われるまで結構がんばって処置してあげたつもりでしたが、ヒザには傷が残ってしまいました。
でも、皮膚科を受診しなかったらもっとわかりやすい傷跡になっていたと思います。
ちなみに、男の子によくある「おちんちんの先が赤くなる亀頭包皮炎」もゲンタシン軟膏が処方され、二日程度で完治しました。
何でも使えるゲンタシン軟膏に感謝です。
最後の
ゲンタシン軟膏は万能な薬なので家庭に一個は常備しておくと便利かもしれません。
ただし、市販されておらず医師の指示による処方せんが必要な医療用医薬品となります。
ゲンタシン軟膏だけをもらいに行くことは難しいと思いますが、何かケガをした場合に医師に聞いてみるといいかもしれません。
人によっては副作用が出る場合があります。
使用する場合は医師の指示のもと、用法用量を守り正しくお使いください。
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