数日前から「おちんちんが痛い」と言っている息子についてです。
軽い風邪の症状や肌トラブルなどがあってもしばらく様子を見て病院に行ってましたが、おちんちんトラブルは未知の世界なので早めに病院に行ってきました。
今回は男の子によくあるおちんちん痛いトラブルについて書いてみたいと思います。
目次
何科にいけばいいの?
子どもがかかる病院の科は、特別な事がない限りは
- 小児科
- 皮膚科
- 耳鼻咽喉科
- 整形外科
あたりではでしょうか。
今回のようなおちんちんが痛い場合は小児科を受診してください。
私もそうでしたが皮膚科?と思われる方もいるかもしれませんが、小児科の先生に直接聞いてみたら「この場合は小児科でいいです」と答えてくれました。
まずは小児科に行ってみましょう。
症状の程度
息子の場合はトイレでおしっこをする時や、走ったりしてパンツがこすれた時に痛がってました。
何もしていな状態でおちんちんを見ても先が赤くなっていて、少し動かす(むく)とかなり痛がりました。
もともとアトピー性皮膚炎持ちなので体をよくかいているんですが、公園などで汚れた手でパンツに手を入れてかいている姿をみていて「やめなさい」とよく言っていたんです。
私の予想では「汚い手でおちんちんをかいてたからバイ菌が入ったな・・・」と思いました。
痛みを鎮める市販薬も家にありますが、デリケートな部分に塗っていいのかと迷いもあり小児科に行くことになったんです。
診断結果は「亀頭包皮炎」
おちんちんに限らず、口や傷口なども汚い手やもので触れてはいけないですよね。
子どものおちんちんの先が赤くなる「亀頭包皮炎(きとうほうひえん)」も同じで、汚い手で触ったり、おしっこがついたまま不衛生にしていたりするとなります。
おむつをした子もよくなります。
また、子どものおちんちんの構造も関係していて、子どものおちんちんは先まで皮がかぶっている状態が普通です。(成長につれて皮がむけていきます。)
おちんちんの先の亀頭と亀頭にかぶっている皮(包皮)の間に細菌が繁殖することでその部分が炎症します。
これが「亀頭包皮炎」です。
清潔にしていればなりにくので、日頃からお風呂の時などにきれい洗ってあげるとよいと思います。
処方薬は「ゲンタシン」
擦り傷などの怪我をしたときに処方される薬で有名なのが「ゲンタシン」です。
商品名 | ゲンタシン軟膏0.1% |
---|---|
主成分 | ゲンタマイシン硫酸塩 |
作用 | このお薬は抗生物質を含有し細菌を殺菌する塗り薬(抗菌外用剤)です。皮膚感染症の原因菌を殺菌・除去することにより、赤みや腫れを改善します。いわゆる おでき、とびひ、赤ニキビ、床ずれを含め、いろいろな皮膚感染症の治療に用いられます。 |
なんと、今回の息子のおちんちんの先が痛い症状にもゲンタシンが処方されました。
お風呂上りに少しむいた先にゲンタシンを付けてあげて、息子の場合は一回の塗布で痛みが治まったそうです。
小さい傷でも1本処方されるので、家にたくさんゲンタシンがあるんですよね・・・
そんな家庭は多いんじゃないでしょうか!
もしまた同じ症状がでたら私がゲンタシンを塗ってあげたいと思います。
ちなみに、ひどい症状になると膿がでたりするそうです。
そうなるともう一段階上の処置になるそうなので、自分で決めずに医師の診察を受けましょう。
今後の対処法
「亀頭包皮炎」はおちんちんの構造が原因です。
皮がむければ起こりにくいので、早めに皮がむけるようにしてあげるとよいでしょう。
無理のない範囲でむくお手伝いをしてあげてください。
最後に
デリケートな部分でもありますので、ゆっくりと慎重にやってあげてください。
本人の中で恥ずかしさが残ったり、恐怖心を植え付けてしまうとかわいそうなので。
おしっこをする度に痛いのはとても辛いと思うので、もしおちんちんに痛みを感じたり赤くなっていたら早めに小児科を受診してください。
早く治るといいですね!
この記事へのコメントはありません。