朝霞の森はもともと米軍基地の跡地だった場所を整備して2012年(平成24年)11月から一般に開放した広場になります。
ボール遊びもバーベキューもできて、巨木やススキが生い茂る場所などもあり、適度に整備された自然がとても魅力的な場所です。
週末になるとたくさんの人でにぎわい、大きなイベントも開催されたりして今では市民の憩いの場となってます。
一時は国家公務員宿舎「朝霞住宅」の建設予定地になり、批判が相次いだことで事業は中止となりましたが、無機質な大きい建物が建つよりも自然を感じられる場所になってくれてうれしいです。
そんな朝霞の森で行われた朝霞の森秋まつりに行ってきたので紹介したいと思います。
目次
朝霞の森について
朝霞の森秋まつりを紹介する前に、朝霞の森のルールなどを書いておきました。
みんなが気持ちよく遊べるために、マナーを守って遊びましょう。
広場のルール
- 周りの様子をみて他人に迷惑・危害を及ぼす行為はやめましょう
- 危険を感じる行為を見た場合はお互いに注意しましょう
- バットは決められたエリア内で使いましょう
- ゴルフクラブは使用できません
- 火を使用する場合は、市役所に事前に申請が必要です。決められたエリア内で使用して下さい。
- 町内会などの団体が、広場を占用して使用する場合は、市役所に事前に申請が必要です。
- ペットを連れて入る場合は、リードを付けましょう。
朝霞の森憲章
ここはみんなの広場です。
- みんなが楽しく、自分の責任で自由に楽しみましょう
- みんなが協力して、みんなが守り育てる広場にしましょう
- みんなで朝霞スタイルの広場をつくっていきましょう
バーベキューは事前申請が必要
申請場所 | みどり公園課みどり公園係(市役所本館5階53番窓口) |
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受付時間 | 午前8時30分~午後5時15分 ※土・日、祝日を除く |
利用料 | 無料 |
利用上の注意 |
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朝霞の森秋まつり
起震車(地震体験車)や初期消火訓練、煙体験などの消防関係のブースから、飲食やハンドメイド、黒目川の生き物に触れることもできるブースもあります。
さまざまな体験ができる他、中央に広がる敷地にレジャーシートを敷いてのんびりすることもできます。
第二部(夜)は「秋の夕べを楽しもう」と題して、たくさんのキャンドルを並べて幻想的な雰囲気が楽しめたり、キャンプファイヤーをしてその火の周りでフォークダンスを踊ったりと、昼とはまた違った時間を楽しむことができます。
朝霞の森全体でさまざまな体験ができます。
1個100円で買う事ができます。販売前からかなりの行列ができるので、食べたい方は整理券を配り始める前に並ぶ事をおすすめします。
ちゃんとお肉や野菜がはいっている焼きそばです。この量で1個100円は安いと思います
焼きそばの他にもおしるこやマシュマロも販売されています。マシュマロはそのまま食べてもいいですが、ここで焼いてトロトロにしてから食べることもできます。
朝霞の森の奥に出店ブースがあり、このように野菜などが売ってました。
出店ブースの一つです。たくさんの人が買っていったのを見ました。
他にも小さな雑貨やさん・和菓子・ワインなどのお酒・淹れたてコーヒー・整体まであります。
このステージで、学生や社会人による楽器の演奏や人形劇なども披露されます。
当日黒目川で獲れた魚やカエルなどが展示されています。
アユ・オイカワ・ウシガエル・ヌマチチブなど
チョークを使って道路に絵を書いたりできます。使用されるたびにチョークが小さくなっていくので、後半は小さいチョークしかありません。
ある団体が枯れ葉を用意してくれて、囲われた中に枯れ葉を入れて遊ぶことができます。子どもたちは夢中になって投げたり埋まったりして楽しく遊んでました。
形がさまざまな木片があり、接着剤を使って好きなものを制作できます。大きいものを作る子から小さ目のものを作る子など様々でした。
黒目川にいる生き物に直接触れることができます。
たくさんの子どもが触ったりするので、中には元気のない瀕死の状態の生き物もいました。
木にロープを吊り下げ、その先にタイヤがついています。
写真のようにタイヤにまたがって揺らして遊びますが、小さい子どもは危ないのでできません。
地震体験車のけんなん君号も来てました。東日本大震災の時の震度7などを体験できます。体験後は非常食やトイレットペーパーなどがもらえます。
火災時を想定した建物内の煙体験ができます。距離は短いですが、前が見えない状況を体験できます。
水に入った消火器を使って初期消火体験ができます。体験が終わると消火器の形をした水鉄砲や消しゴムなどのノベルティーグッズがもらえます。
防火衣の試着体験ができます。
ぬり絵で遊ぶ事ができます。ここでも紙で作るけんなん君や消しゴムなどのノベルティーがもらえますが、数に限りがあるので後半はもらえない場合が多いです。
青空の下、埼玉県南西部消防音楽隊が演奏をしてくました。
細いベルト状のラインの上で飛んだりするスラックラインも行われていました。
秋のまつりなので大きな木が紅葉し、足元には落ち葉がたくさんある風景が自然を感じさせます。
丘になっているところもあり、木の下にレジャーシートを敷いて楽しんでいる家族連れも多かったです。
細長い木々が生い茂っていて、かくれんぼをする子どももいました。
朝霞の森はきちんと管理されている場所のため、定期的に木の伐採なども行われます。伐採された木が写真のように積まれ、この場所も子どもにとっては遊び場となります。
先に遊んでいた子どもにつられて遊び始めました。親御さんにとってはかなり勇気のいることですが、ここまでどろんこになれる場所はあまりないと思います。安全に遊べて近くに水道もあるので、子どもにとっては貴重な体験になると思います。
最後に
思いっきりボールを投げたり蹴ったりして遊べる公園が少ないので、こうした大きな公園はうれしいですね。
朝霞の森は朝霞駅から歩いても行ける距離なので、ちょっと遠出して行ってみる価値はあるかもしれません。
無料の駐車場もありますが、利用者が多い週末などは満車の場合が多いと思います。
最初にも書きましたが、申請すれば大人数でバーベキューもできたり、隣りには青葉台公園があり遊具や砂場もありますので家族や友人を誘って行ってみてはいかがでしょうか。
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